コンタクトレンズ
気になる眼の病気と症状 55
コンタクトレンズ
コンタクトレンズは便利なものですが、「眼にものを入れている状態」なので、眼にとっては悪いことをしている状態です。ですからレンズによって眼の障害をおこさないように、上手につきあっていくことが大切です。
症状がなくても異常が起こっていることもあります
アレルギー性結膜炎
レンズによる刺激や、汚れが原因で瞼(まぶた)の裏側に炎症やアレルギーを起こします。悪化すると巨大乳頭結膜炎になり、レンズがずれやすくなったり、目やにやかゆみが出たりしますが、そのような症状がある時にはすでに重症化している状態です。無症状の時にも軽い炎症をおこしていることもよくあります。
角膜上皮障害
痛くなくても眼に傷ができていることがあります。長期間レンズを使用すると異物感や傷みを感じにくくなり、眼に傷があっても気づかないからです。傷や痛みがあってもレンズを装用すると傷をカバーすることになり、痛みを和らぐことがありますが、そのような場合にレンズの使用を続けることは悪化する原因になり危険です。
角膜への血管侵入
血管のない角膜は酸素不足が慢性的に続くと、酸素不足を補おうと角膜周辺部から角膜中央部に向かって血管が侵入してきます。これは酸素不足の指標となります。角膜よりも直径が大きいソフトコンタクトレンズに多くみられます。ひどくなるとレンズの装用をやめても治りません。
カラーコンタクトレンズの安全性について
カラーコンタクトレンスの安全性については2014年に国民生活センターの報告がありました。(詳しくはこちらをご覧ください。)
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20140522_1.pdf
これによると国内で承認を受けたカラーコンタクトレンズの中にも安全性に問題があると思われるレンズがあることが報告されています。特にこすり洗いをした時に、色落ちする場合は色素がレンズ表面に漏出した状態なので眼に重大な障害を起こす危険性があります。承認を受けたレンズの品質は様々なので、眼科で安全性が確認されているレンズを処方してもらって使用してください。
症状がなくても異常が起こっていることもあります
アレルギー性結膜炎
レンズによる刺激や、汚れが原因で瞼(まぶた)の裏側に炎症やアレルギーを起こします。悪化すると巨大乳頭結膜炎になり、レンズがずれやすくなったり、目やにやかゆみが出たりしますが、そのような症状がある時にはすでに重症化している状態です。無症状の時にも軽い炎症をおこしていることもよくあります。
角膜上皮障害
痛くなくても眼に傷ができていることがあります。長期間レンズを使用すると異物感や傷みを感じにくくなり、眼に傷があっても気づかないからです。傷や痛みがあってもレンズを装用すると傷をカバーすることになり、痛みを和らぐことがありますが、そのような場合にレンズの使用を続けることは悪化する原因になり危険です。
角膜への血管侵入
血管のない角膜は酸素不足が慢性的に続くと、酸素不足を補おうと角膜周辺部から角膜中央部に向かって血管が侵入してきます。これは酸素不足の指標となります。角膜よりも直径が大きいソフトコンタクトレンズに多くみられます。ひどくなるとレンズの装用をやめても治りません。
カラーコンタクトレンズの安全性について
カラーコンタクトレンスの安全性については2014年に国民生活センターの報告がありました。(詳しくはこちらをご覧ください。)
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20140522_1.pdf
これによると国内で承認を受けたカラーコンタクトレンズの中にも安全性に問題があると思われるレンズがあることが報告されています。特にこすり洗いをした時に、色落ちする場合は色素がレンズ表面に漏出した状態なので眼に重大な障害を起こす危険性があります。承認を受けたレンズの品質は様々なので、眼科で安全性が確認されているレンズを処方してもらって使用してください。