気になる結膜出血(結膜下出血)

HOW TO SERIES:7
気になる結膜出血(結膜下出血)
たいていの場合、心配しなくても大丈夫です
鏡を見たときに結膜(白目)が赤くなっていたり、会った人に「目が真っ赤」と言われたりして驚くことがあります。見た目がよくないので、早く治らないと気になりますよね。
このような結膜の出血は、結膜の下にある小さい血管が破れたもの。結膜は透明なので、血液の色がそのまま透けて見えるのです。痛みはありませんが、たまに異物感を感じることがあります。軽ければ10日もすれば自然に消えてしまいますが、程度がひどくても3週間もすればきれいになります。
結膜の出血自体を治療することはほとんどありません。
このように、結膜の出血はたいていの場合は心配いりません。しかし、一部には気をつけなければならない結膜の出血もあるのです。
目の痛みや目やになどほかの症状を伴う場合にはすぐに眼科へ
外傷を受けたあと(目を何かにぶつけたり、結膜に異物がささったりした場合)の出血には注意が必要です。思いがけないキズがかくされたりしているので一刻も早く眼科医を受診しましょう。
また、急性出血性結膜炎や流行性角結膜炎といった急性の結膜炎(いわゆるはやり目)でも、結膜が出血し、目の異物感や目やに、涙が出るなどの症状を伴います。出血の他に症状が重なったときは、やはり眼科医を受診しましょう。
繰り返すときには、全身の病気が隠れていることも
注意しなければならないのは、全身の病気が隠れているケースです。
動脈硬化や高血圧、糖尿病、貧血・白血病・紫斑病といった出血傾向を示す病気では、結膜の出血を繰り返すことがたまにあります。
結膜の出血を繰り返している人は眼科はもちろん、内科でも診察を受けた方がよいことがあります。眼科医の指示に従うことがよいでしょう。
ほかに、くしゃみやせき、月経、お酒の飲み過ぎ、水中メガネで目の周りを圧迫しすぎた、といったことも誘因になることが知られています。
なお、結膜の出血と充血の違いはすぐに分かります。出血は点状は斑状、あるいは膜のように平面に広がるのに対し、充血は血管が拡張して走っているのが見えます。

たいていの場合、心配しなくても大丈夫です
鏡を見たときに結膜(白目)が赤くなっていたり、会った人に「目が真っ赤」と言われたりして驚くことがあります。見た目がよくないので、早く治らないと気になりますよね。
このような結膜の出血は、結膜の下にある小さい血管が破れたもの。結膜は透明なので、血液の色がそのまま透けて見えるのです。痛みはありませんが、たまに異物感を感じることがあります。軽ければ10日もすれば自然に消えてしまいますが、程度がひどくても3週間もすればきれいになります。
結膜の出血自体を治療することはほとんどありません。
このように、結膜の出血はたいていの場合は心配いりません。しかし、一部には気をつけなければならない結膜の出血もあるのです。
目の痛みや目やになどほかの症状を伴う場合にはすぐに眼科へ
外傷を受けたあと(目を何かにぶつけたり、結膜に異物がささったりした場合)の出血には注意が必要です。思いがけないキズがかくされたりしているので一刻も早く眼科医を受診しましょう。
また、急性出血性結膜炎や流行性角結膜炎といった急性の結膜炎(いわゆるはやり目)でも、結膜が出血し、目の異物感や目やに、涙が出るなどの症状を伴います。出血の他に症状が重なったときは、やはり眼科医を受診しましょう。
繰り返すときには、全身の病気が隠れていることも

注意しなければならないのは、全身の病気が隠れているケースです。
動脈硬化や高血圧、糖尿病、貧血・白血病・紫斑病といった出血傾向を示す病気では、結膜の出血を繰り返すことがたまにあります。
結膜の出血を繰り返している人は眼科はもちろん、内科でも診察を受けた方がよいことがあります。眼科医の指示に従うことがよいでしょう。
ほかに、くしゃみやせき、月経、お酒の飲み過ぎ、水中メガネで目の周りを圧迫しすぎた、といったことも誘因になることが知られています。
なお、結膜の出血と充血の違いはすぐに分かります。出血は点状は斑状、あるいは膜のように平面に広がるのに対し、充血は血管が拡張して走っているのが見えます。