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HOW TO SERIES:16

年を重ねると気になり始める 眼瞼下垂

年齢とともに、あるいは何かの病気が原因で、瞼が下がって来て黒目にかかり、視野が狭くなることがあります。 この眼瞼下垂の症状と治療について解説します。

HOW TO SERIES:16

年を重ねると気になり始める 眼瞼下垂

年齢とともに、あるいは何かの病気が原因で、瞼が下がって来て黒目にかかり、視野が狭くなることがあります。 この眼瞼下垂の症状と治療について解説します。

美容上気になるだけでなく、頭痛や肩こりの原因になる

まっすぐ前を見たときに瞳孔付近まで上まぶたが垂れ下がり、視野が狭くなる眼瞼下垂。いつも眠そうに見えますし、まぶたを吊り上げようと常に力を入れるため、まゆ毛が上がり、おでこにしわが寄ります。美容上気になるという人も多い症状です。ひどくなると、何かを注視するときに、顎を突き出したり、斜めに見たりするようになります。また、目やおでこの筋肉に力を入れているために、頭痛や肩こり、めまい、吐き気などを引き起こします。

上まぶたは、角膜(黒目)より2ミリほど下に位置しているのが正常な状態です。眼瞼下垂で上まぶたが瞳孔よりも上にとどまっている場合は軽度、瞳孔にかかっているけれど、中心線より上なら中等度、瞳孔の中心線よりも下ならば重度と判定されます。中等度以上では、視野が暗くなってしまいます。下を見ているときの上まぶたの位置が上を見たときに何ミリ上がったかを測定し、診断の目安にします。

加齢によって、まぶたの上げる力が落ちたり、皮膚が伸びたりするのが原因

眼瞼下垂の最も多い原因は、残念ながら加齢によるものです。まぶたを上げる筋肉を支える腱膜が伸びたり、薄くなったりして、筋肉とまぶたの縁ある瞼板(けんばん)が離れる、まぶたの皮膚がたるむ、目の周りの筋肉がゆるむ、といった理由で起こります。下まぶたに起こる例や逆さまつげやまぶたの炎症を伴う例もよく見られます。

コンタクトレンズを長く使っている人にも起こることがあり、これはコンタクトレンズの着脱時にまぶたを引っ張る習慣やコンタクトレンズによる慢性の炎症が関係すると考えられています。まれにマスカラをいつもつけている人に出ることもあります。

まぶたや目の周りに炎症が起こったとき、腫傷ができたときに眼瞼下垂が表れることも。重症の筋無力症のような神経筋の病気、くも膜下出血のような脳の病気、甲状腺や腎臓の病気、ケガ、目の手術の後遺症、ステロイドを長く点眼していた場合などでも起こることがあります。

また、先天的に筋肉が欠損している、神経筋の病気があるなどの理由で、生まれつき眼瞼下垂になることもあります。この場合、放っておくと視力が発達せず、弱視になるので注意が必要です。

原因と症状、程度に応じて手術法が異なる

眼瞼下垂の治療法はまぶたを吊り上げる手術です。原因になっている病気があれば、その治療がまず行われます。手術は眼科だけでなく、形成外科で行われることもよくあります。まぶたをテープで吊り上げてみて、視野が明るくなったり、見やすくなったりするというのが手術を行う目安です。

原因と症状によって、余分な皮膚を切除する、ゆるんだ瞼板とまぶたを上げる筋肉をつなぐ、まぶたを上げる筋肉を短くする、といった方法が採られます。これらの手術時間は30分ほどで、局所麻酔で行われます。まれに筋肉の力が落ちているときには、太ももの腱膜を移植する例もあります。

手術後にはまぶたが腫れたり、出血したりすることがありますが、これは数週間で治まります。

美容上気になるだけでなく、頭痛や肩こりの原因になる

まっすぐ前を見たときに瞳孔付近まで上まぶたが垂れ下がり、視野が狭くなる眼瞼下垂。いつも眠そうに見えますし、まぶたを吊り上げようと常に力を入れるため、まゆ毛が上がり、おでこにしわが寄ります。美容上気になるという人も多い症状です。ひどくなると、何かを注視するときに、顎を突き出したり、斜めに見たりするようになります。また、目やおでこの筋肉に力を入れているために、頭痛や肩こり、めまい、吐き気などを引き起こします。

上まぶたは、角膜(黒目)より2ミリほど下に位置しているのが正常な状態です。眼瞼下垂で上まぶたが瞳孔よりも上にとどまっている場合は軽度、瞳孔にかかっているけれど、中心線より上なら中等度、瞳孔の中心線よりも下ならば重度と判定されます。中等度以上では、視野が暗くなってしまいます。下を見ているときの上まぶたの位置が上を見たときに何ミリ上がったかを測定し、診断の目安にします。

加齢によって、まぶたの上げる力が落ちたり、皮膚が伸びたりするのが原因

眼瞼下垂の最も多い原因は、残念ながら加齢によるものです。まぶたを上げる筋肉を支える腱膜が伸びたり、薄くなったりして、筋肉とまぶたの縁ある瞼板(けんばん)が離れる、まぶたの皮膚がたるむ、目の周りの筋肉がゆるむ、といった理由で起こります。下まぶたに起こる例や逆さまつげやまぶたの炎症を伴う例もよく見られます。

コンタクトレンズを長く使っている人にも起こることがあり、これはコンタクトレンズの着脱時にまぶたを引っ張る習慣やコンタクトレンズによる慢性の炎症が関係すると考えられています。まれにマスカラをいつもつけている人に出ることもあります。

まぶたや目の周りに炎症が起こったとき、腫傷ができたときに眼瞼下垂が表れることも。重症の筋無力症のような神経筋の病気、くも膜下出血のような脳の病気、甲状腺や腎臓の病気、ケガ、目の手術の後遺症、ステロイドを長く点眼していた場合などでも起こることがあります。

また、先天的に筋肉が欠損している、神経筋の病気があるなどの理由で、生まれつき眼瞼下垂になることもあります。この場合、放っておくと視力が発達せず、弱視になるので注意が必要です。

原因と症状、程度に応じて手術法が異なる

眼瞼下垂の治療法はまぶたを吊り上げる手術です。原因になっている病気があれば、その治療がまず行われます。手術は眼科だけでなく、形成外科で行われることもよくあります。まぶたをテープで吊り上げてみて、視野が明るくなったり、見やすくなったりするというのが手術を行う目安です。

原因と症状によって、余分な皮膚を切除する、ゆるんだ瞼板とまぶたを上げる筋肉をつなぐ、まぶたを上げる筋肉を短くする、といった方法が採られます。これらの手術時間は30分ほどで、局所麻酔で行われます。まれに筋肉の力が落ちているときには、太ももの腱膜を移植する例もあります。

手術後にはまぶたが腫れたり、出血したりすることがありますが、これは数週間で治まります。

       
     
           

古川中央眼科      

     

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