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気になる眼の病気と症状:31

はやり目 ─流行性角結膜炎─

“はやり目”という言葉をご存知ですか?“はやり目”は結膜炎の一種で人に感染するおそれがあります。今回は“はやり目”について、生活上の注意点を含めてお話ししてみたいと思います。

気になる眼の病気と症状:31

はやり目 ─流行性角結膜炎─

“はやり目”という言葉をご存知ですか?“はやり目”は結膜炎の一種で人に感染するおそれがあります。今回は“はやり目”について、生活上の注意点を含めてお話ししてみたいと思います。

結膜炎と“はやり目”の関係は?

目の病気の一つに、結膜炎があります。結膜は上下のまぶたの裏と眼球表面のしろ目を覆う膜のことです。結膜に起こる炎症のことを結膜炎といいます。結膜炎の種類はたくさんありますが、その中に“はやり目”があります。

はやり目は正式名称を「流行性角結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)」といい、ウイルス(細菌よりも小さく目に見えない微生物)の感染によって引き起こされる急性の結膜炎のことです(主に“アデノウイルス8型”が原因といわれています)。

感染力が強いので、学校に通っているお子さんの場合は出席停止となり、仕事を持つ成人の場合は原則的に出勤停止となります。結膜炎だけでなく、角膜(くろ目)にも炎症を起こすことがあるので、“角結膜炎”と呼ばれます。

はやり目の症状と治療法は?

結膜炎としての症状は、結膜が赤くなったり(充血)、眼脂(めやに)や涙が出る、まぶたや耳の前のリンパ腺が腫れる、異物感や、まぶしい感じがあらわれるなどがあります。角膜炎としては、角膜に濁りや傷ができて異物感や痛みを生じる、まぶしさやかすみを感じる、程度により視力が落ちることがある、などです。

はやり目に対する治療ですが、このウイルスに対する有効な薬剤はありませんが、充血や炎症に対して抗炎症点眼薬、ほかの細菌の感染を起こさないために抗菌剤の点眼薬を使います。ウイルスに対して抵抗力をつけるため、休養を充分にとることも大事です。

感染したときの注意点は?

はやり目は感染力が強いので、生活上注意しなければならないことがあります。感染経路は手を介した接触感染です。感染した眼を手でさわると手にウイルスがつき、その手でいろんな物にさわるとその物にウイルスがついて、ほかの人がそれにさわって感染する、という経路がほとんどといわれています。したがって、もし感染したときは、以下の点に注意するようにしましょう。

  • 手を水道水や石けんでよく洗う
  • 体力をおとさないように休養をよくとる
  • 家庭内でも、タオルなどは同じものを使わない
  • お風呂は最後に入って、そのお湯はすぐ捨てる
  • 完全に治るまでは、人ごみに出かけることはひかえる
  • 学校は医師の許可があるまで休む

 

ふだんと違って目が赤い、眼脂が出るなどの症状がある場合は、早めに眼科で診察を受けるようにしましょう。

結膜炎と“はやり目”の関係は?

目の病気の一つに、結膜炎があります。結膜は上下のまぶたの裏と眼球表面のしろ目を覆う膜のことです。結膜に起こる炎症のことを結膜炎といいます。結膜炎の種類はたくさんありますが、その中に“はやり目”があります。

はやり目は正式名称を「流行性角結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)」といい、ウイルス(細菌よりも小さく目に見えない微生物)の感染によって引き起こされる急性の結膜炎のことです(主に“アデノウイルス8型”が原因といわれています)。

感染力が強いので、学校に通っているお子さんの場合は出席停止となり、仕事を持つ成人の場合は原則的に出勤停止となります。結膜炎だけでなく、角膜(くろ目)にも炎症を起こすことがあるので、“角結膜炎”と呼ばれます。

はやり目の症状と治療法は?

結膜炎としての症状は、結膜が赤くなったり(充血)、眼脂(めやに)や涙が出る、まぶたや耳の前のリンパ腺が腫れる、異物感や、まぶしい感じがあらわれるなどがあります。角膜炎としては、角膜に濁りや傷ができて異物感や痛みを生じる、まぶしさやかすみを感じる、程度により視力が落ちることがある、などです。

はやり目に対する治療ですが、このウイルスに対する有効な薬剤はありませんが、充血や炎症に対して抗炎症点眼薬、ほかの細菌の感染を起こさないために抗菌剤の点眼薬を使います。ウイルスに対して抵抗力をつけるため、休養を充分にとることも大事です。

感染したときの注意点は?

はやり目は感染力が強いので、生活上注意しなければならないことがあります。感染経路は手を介した接触感染です。感染した眼を手でさわると手にウイルスがつき、その手でいろんな物にさわるとその物にウイルスがついて、ほかの人がそれにさわって感染する、という経路がほとんどといわれています。したがって、もし感染したときは、以下の点に注意するようにしましょう。

  • 手を水道水や石けんでよく洗う
  • 体力をおとさないように休養をよくとる
  • 家庭内でも、タオルなどは同じものを使わない
  • お風呂は最後に入って、そのお湯はすぐ捨てる
  • 完全に治るまでは、人ごみに出かけることはひかえる
  • 学校は医師の許可があるまで休む

 

ふだんと違って目が赤い、眼脂が出るなどの症状がある場合は、早めに眼科で診察を受けるようにしましょう。

       
     
           

古川中央眼科      

     

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