見え方のメカニズム

私たちの目はどのような仕組みになっているかご説明します。目はよくカメラにたとえられます。カメラのレンズにあたるところが、角膜と水晶体です。カメラの絞りは虹彩にあたり、フィルムは網膜にあたります。この全ての機能が正常に動かなければ、物は正しく見ることはできません。

物が正しく見える為には、光が角膜と水晶体で正しく屈折し網膜に像を結ばなければなりません。角膜レンズと水晶体レンズが正しく屈折しないと、近視、遠視や乱視といった状態になり、物がハッキリ見えなくなります。また、像が結ばれる網膜や、脳に伝達する視神経に異常がある場合も、物が見えにくくなります。

近視は角膜や水晶体レンズの屈折する力が強すぎる場合と、目の長さ（眼軸）が長すぎる場合、光が網膜の手前で結ばれる状態を言います。その結果、近くの物はよく見えますが、遠くの物はハッキリ見えません。

人の目は、よくボールにたとえられます。乱視の目の角膜はサッカーボールのように、きれいな球面ではなく、多少ラグビーボールのように変形しています。縦と横の曲率が違うので網膜にあう縦と横の光は多少ずれて結像します。水晶体や網膜がいびつな形をしている場合も同じ状態になります。

近視の矯正方法は、凹レンズを使用することで光を拡散させ網膜に像を結ぶことができます。メガネ・コンタクトレンズの装用が必要となります。

最近、欧米ではエキシマレーザーによる近視矯正が普及しており、1999年のアメリカでは100万眼の手術が行われたと云われています。

見え方のメカニズム

目の仕組み

■近視とは

■乱視とは

矯正方法

近視の矯正方法は、凹レンズを使用することで光を拡散させ網膜に像を結ぶことができます。メガネ・コンタクトレンズの装用が必要となります。

最近、欧米ではエキシマレーザーによる近視矯正が普及しており、1999年のアメリカでは100万眼の手術が行われたと云われています。