弱視
気になる眼の病気と症状 43
弱視
眼科でいう「弱視」とは単に視力が悪いということだけではありません。適切な時期に治療を行えば弱視は改善されることが多いので、早期発見、早期治療開始が大切です。弱視斜視治療用の眼鏡は健康保険が適用される場合もあります。気になる事がある時は、一度眼科で検査をうけてみましょう。
弱視

人は生まれた時から1.0見えているわけではなく、物を見る事、眼を使う事で徐々に視力は発達していきます。視力の発達は6~8歳までに完成するといわれており、その間に視力の発達を邪魔するものがあると、十分に視力が成長しないままになってしまうことがあります。それを眼科的に弱視といいます。 弱視の原因として多いのは強い遠視や乱視や斜視がある場合です。遠視や乱視が強いと実際にはピンぼけの状態で物を見ているために視力が十分成長しないまま終了してしまいます。弱視では眼鏡やコンタクトレンズを使っても十分に視力を出すことができません。
弱視の治療

遠視や乱視による弱視の治療は眼鏡で矯正を行う事です。正確な度数を測るために検査用の点眼薬(調節麻痺剤)を使って遠視や乱視の量を測り眼鏡を作ります。眼鏡をかけて物を見る(眼を使う)ことが治療です。しっかりトレーニングをすることもあります。弱視治療の目標は眼鏡をかけて良好な視力が得られる状況にする事です。弱視が改善しても遠視や乱視はなくならないので、弱視治療後も眼鏡の装用は必要です。眼鏡をかけてもよく見えない状態の眼を、眼鏡をかければよく見える眼にするのが弱視治療の目標です。
健診で見え方を調べるのは3歳児健診と就学時健診です。3歳児健診で見つからなかった場合、次の検査は就学時まで行われないので、気になる様子があれば是非、眼科で検査を受けてください。特に視力の左右差があり片眼だけが見えにくい場合、弱視に気づきにくい事があります。片眼ずつ眼を隠して、片方だけ極端に嫌がる場合は視力の左右差がある場合があります。弱視治療は低年齢で行うほど治療への反応が早く治療効果が上がりやすいので、なるべく早く見つけて治療を開始することが大事です。視力の発達時期を過ぎてから治療をしても効果は期待できません。
幼児は個人差が大きいので、すぐに大人のように検査できないこともありますが、その場合は徐々に検査に慣れていただき、異常の有無を確認していきます。当院では斜視、弱視の検査は基本的に予約制で専門の検査員が行っています。
弱視

人は生まれた時から1.0見えているわけではなく、物を見る事、眼を使う事で徐々に視力は発達していきます。視力の発達は6~8歳までに完成するといわれており、その間に視力の発達を邪魔するものがあると、十分に視力が成長しないままになってしまうことがあります。それを眼科的に弱視といいます。 弱視の原因として多いのは強い遠視や乱視や斜視がある場合です。遠視や乱視が強いと実際にはピンぼけの状態で物を見ているために視力が十分成長しないまま終了してしまいます。弱視では眼鏡やコンタクトレンズを使っても十分に視力を出すことができません。
弱視の治療

遠視や乱視による弱視の治療は眼鏡で矯正を行う事です。正確な度数を測るために検査用の点眼薬(調節麻痺剤)を使って遠視や乱視の量を測り眼鏡を作ります。眼鏡をかけて物を見る(眼を使う)ことが治療です。しっかりトレーニングをすることもあります。弱視治療の目標は眼鏡をかけて良好な視力が得られる状況にする事です。弱視が改善しても遠視や乱視はなくならないので、弱視治療後も眼鏡の装用は必要です。眼鏡をかけてもよく見えない状態の眼を、眼鏡をかければよく見える眼にするのが弱視治療の目標です。
健診で見え方を調べるのは3歳児健診と就学時健診です。3歳児健診で見つからなかった場合、次の検査は就学時まで行われないので、気になる様子があれば是非、眼科で検査を受けてください。特に視力の左右差があり片眼だけが見えにくい場合、弱視に気づきにくい事があります。片眼ずつ眼を隠して、片方だけ極端に嫌がる場合は視力の左右差がある場合があります。弱視治療は低年齢で行うほど治療への反応が早く治療効果が上がりやすいので、なるべく早く見つけて治療を開始することが大事です。視力の発達時期を過ぎてから治療をしても効果は期待できません。
幼児は個人差が大きいので、すぐに大人のように検査できないこともありますが、その場合は徐々に検査に慣れていただき、異常の有無を確認していきます。当院では斜視、弱視の検査は基本的に予約制で専門の検査員が行っています。