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花粉症とは

花粉症とはアレルギー性結膜炎・鼻炎のうち花粉が原因となっているものです.アレルギーと言うのは体にとってあまり害のないものまで有害だと考えて排除しようと腫れを起こすものです.花粉などは本来、体に害を与えるものではないので取り除く必要はないのですが、非常に敏感に反応して強い腫れやかゆみを感じる人があります。

花粉症の原因となっているのは花粉ですが、人によってどの木や草の花粉で花粉症を起こすかは違っています。また、木や草によってどの季節に花粉を出すかも違っていますし、地域や場所によって花粉が出る時期も違いますので、春に花粉症になる人、夏になる人、秋になる人があるわけです。また、花粉症の原因が一つとは限りません。いくつものアレルギーを持っていれば年中、花粉症の症状が出ている方もあります。

花粉症の起こりやすさも個人差があります。少しの花粉でもすぐにくしゃみが出たり目が痒くなったりする方もありますし、非常に花粉の多い時にだけ症状が出る方もあります。

花粉症とは

花粉症とはアレルギー性結膜炎・鼻炎のうち花粉が原因となっているものです.アレルギーと言うのは体にとってあまり害のないものまで有害だと考えて排除しようと腫れを起こすものです.花粉などは本来、体に害を与えるものではないので取り除く必要はないのですが、非常に敏感に反応して強い腫れやかゆみを感じる人があります。

花粉症の原因となっているのは花粉ですが、人によってどの木や草の花粉で花粉症を起こすかは違っています。また、木や草によってどの季節に花粉を出すかも違っていますし、地域や場所によって花粉が出る時期も違いますので、春に花粉症になる人、夏になる人、秋になる人があるわけです。また、花粉症の原因が一つとは限りません。いくつものアレルギーを持っていれば年中、花粉症の症状が出ている方もあります。

花粉症の起こりやすさも個人差があります。少しの花粉でもすぐにくしゃみが出たり目が痒くなったりする方もありますし、非常に花粉の多い時にだけ症状が出る方もあります。

アレルギー性結膜炎と花粉症は違うのですか?

花粉症はアレルギー性結膜炎のうち、花粉がアレルギーの原因となっているものです。原因が花粉であっても他のものであっても治療に使う薬は同じです。花粉以外に目のアレルギーを起こすものとしてはダニやほこり、動物の毛やフン、カビ、コンタクトレンズの汚れなどがあります

花粉症にはどんな症状がありますか?

くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の痒みは花粉症の主な症状で花粉症の方の90%にこれらの症状がみられます。この他、目の充血、鼻の痒み、嗅覚障害、涙目、頭重感、全身倦怠感などもあります。
症状が軽いと、目がしょぼしょぼする、ごろごろする、乾燥感を感じるというドライアイのような症状の場合もあります。

以前は花粉症ではなかったのですが。

花粉症の方は年々増えています。スギ花粉症の方は10年前の2倍になり日本人の約20%がスギ花粉症だと言われています。ですから、以前は花粉症でなかった方でも、ある時から花粉症になると言う事があります。花粉症が増えてきている原因として環境汚染、食品添加物、社会生活におけるストレスの増加などがあげられています。

何ともない年もあるのですが。

杉などの樹木の花粉は年によって多く出る年もありますし、少ない年もあります。またアレルギーの反応は原因となっている物質に多く触れる事でより反応が起こりやすくなります。ですから年々症状が強くなる方もありますし、花粉の飛ぶ量が少ない年にはあまり症状がない年もあるわけです。
スギ花粉の量は前年の夏の平均最高気温が高く、日射量が多いほど大量になるといわれています。

近くにスギの木がないのですが,スギ花粉症でしょうか?

スギの花粉は軽いため風に乗ってかなり遠くまで飛んでいきます。近くに杉林が無くてもスギの花粉が空気中に沢山ある場合もあります。また春先にアレルギーの原因となるのはヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシなどの花粉もあります。

目が痒いのでこすってしまうのですが.

花粉症は目が痒くなるのが特徴ですが、目をこすってしまうとその刺激でまぶたが腫れて、更に痒くなります。余計に痒くなるのでまたこすり、更に腫れて、もっと痒くなり。ですから痒みは出来るだけ我慢して目薬を使ったり、冷やしたりするのが良いです。目をこすり続けるとかゆみの原因となる物質が足りなくなり一時的に痒みが治まる事がありますが、その後目がひどく腫れます。

アレルギーの原因を調べる方法はありますか?

花粉症はアレルギー性結膜炎のうちの木や草などの花粉が原因のものです。アレルギーの原因を調べる方法として当院で行っているものは血液検査で調べる方法です。血液を採り、疑われるアレルギー項目についてアレルギー反応の起こりやすさを調べます。疑われる項目それぞれについて検査します。

予防する方法はありますか?

一番の予防法はアレルギーの原因物質に近づかないと言う事です。北海道には杉がほとんどありませんのでスギ花粉症の方が北海道に行けばほとんど花粉症の症状が出ません。また、アレルギー反応を予防する目薬を花粉が飛ぶ2週間ほど前から点眼し始めると症状が軽く済みます。

治療はどんな事をするのですか?

花粉症などのアレルギー性の病気はその方の体質と環境とが合わないために起こるもので、薬などで簡単に治るものではありません。目薬を使って花粉症による腫れを抑えたり、アレルギー反応が起こりにくくしたりします。

目薬をしても痒みが止まりません.

アレルギーを起こしにくくする目薬はこれから痒くなるのを予防するのが主な働きです。ですから目薬をしてもすぐに効果が出ない場合もあります。目薬を続ける事で痒くなりにくい状態になっていきますので、しばらく目薬を続けるのが良いです。
痒みの強さはその時の花粉の量とその方のアレルギーの起こりやすさと薬の効果で決まります。花粉の量が多かったり、アレルギーを起こしやすい方の場合は薬でなかなか痒みを抑えられない場合もあります。薬の種類を変えたり、薬を追加したりする場合があります。

痒い時に目薬の回数を増やしても良いですか?

目薬にも普通の飲む薬と同じように1日に使う回数が決められています。これは効果があって副作用が起きにくい回数と言うことです。ですから目薬の回数を増やせば増やすほど良く効くと言う事ではありません。目薬の回数が多すぎると効果が変わらないばかりでなく副作用が起こりやすくなります。

痒みがなくなったので目薬をやめても良いですか?

花粉症で使う目薬はアレルギー反応を起こしにくくするものと、アレルギーによる炎症を抑えるものがあります。アレルギーを起こしにくくする目薬は今起こっている痒みを無くす働きと、次にアレルギーを起こすのを予防する働きがあります。目薬を使って痒みがなくなっても、目薬をやめるとまた痒くなる場合があります。花粉が飛んでいる時期は痒みがなくても目薬を続けるのが良いでしょう。

目薬の副作用はありますか?

アレルギーを起こしにくくする抗アレルギー薬と腫れを抑える消炎薬を使います。抗アレルギー薬の副作用はしみる、異物感、充血などがあります。妊娠中の方は胎児に奇形のみられる可能性がありますので注意が必要です。
消炎薬の一種でステロイド薬と呼ばれる薬を使う事がありますが、この薬は腫れを引かせる力が強いのですがその分、副作用も緑内障や感染症など重症なものとなる場合があります。ステロイド薬は使うと症状が軽くなるため長く使い続ける方がありますが、副作用も心配ですので定期検査が必要です。

春過ぎになってもまだ痒みが続いています.

花粉症の原因となっている花粉は杉ばかりではありません。春から夏にかけてはイネ科の植物(カモガヤ、オオアワガエリ、スズメノテッポウ、ホソムギ、ハルガヤ、スズメノカタビラなどの雑草類)の花粉症があります。北海道,東北,北陸などではかなり多くみられるようです。また、スギ花粉症の方の50%にこのイネ科の花粉症がみられるようです。

アレルギー性結膜炎と花粉症は違うのですか?

花粉症はアレルギー性結膜炎のうち、花粉がアレルギーの原因となっているものです。原因が花粉であっても他のものであっても治療に使う薬は同じです。花粉以外に目のアレルギーを起こすものとしてはダニやほこり、動物の毛やフン、カビ、コンタクトレンズの汚れなどがあります

花粉症にはどんな症状がありますか?

くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の痒みは花粉症の主な症状で花粉症の方の90%にこれらの症状がみられます。この他、目の充血、鼻の痒み、嗅覚障害、涙目、頭重感、全身倦怠感などもあります。
症状が軽いと、目がしょぼしょぼする、ごろごろする、乾燥感を感じるというドライアイのような症状の場合もあります。

以前は花粉症ではなかったのですが。

花粉症の方は年々増えています。スギ花粉症の方は10年前の2倍になり日本人の約20%がスギ花粉症だと言われています。ですから、以前は花粉症でなかった方でも、ある時から花粉症になると言う事があります。花粉症が増えてきている原因として環境汚染、食品添加物、社会生活におけるストレスの増加などがあげられています。

何ともない年もあるのですが。

杉などの樹木の花粉は年によって多く出る年もありますし、少ない年もあります。またアレルギーの反応は原因となっている物質に多く触れる事でより反応が起こりやすくなります。ですから年々症状が強くなる方もありますし、花粉の飛ぶ量が少ない年にはあまり症状がない年もあるわけです。
スギ花粉の量は前年の夏の平均最高気温が高く、日射量が多いほど大量になるといわれています。

近くにスギの木がないのですが,スギ花粉症でしょうか?

スギの花粉は軽いため風に乗ってかなり遠くまで飛んでいきます。近くに杉林が無くてもスギの花粉が空気中に沢山ある場合もあります。また春先にアレルギーの原因となるのはヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシなどの花粉もあります。

目が痒いのでこすってしまうのですが.

花粉症は目が痒くなるのが特徴ですが、目をこすってしまうとその刺激でまぶたが腫れて、更に痒くなります。余計に痒くなるのでまたこすり、更に腫れて、もっと痒くなり。ですから痒みは出来るだけ我慢して目薬を使ったり、冷やしたりするのが良いです。目をこすり続けるとかゆみの原因となる物質が足りなくなり一時的に痒みが治まる事がありますが、その後目がひどく腫れます。

アレルギーの原因を調べる方法はありますか?

花粉症はアレルギー性結膜炎のうちの木や草などの花粉が原因のものです。アレルギーの原因を調べる方法として当院で行っているものは血液検査で調べる方法です。血液を採り、疑われるアレルギー項目についてアレルギー反応の起こりやすさを調べます。疑われる項目それぞれについて検査します。

予防する方法はありますか?

一番の予防法はアレルギーの原因物質に近づかないと言う事です。北海道には杉がほとんどありませんのでスギ花粉症の方が北海道に行けばほとんど花粉症の症状が出ません。また、アレルギー反応を予防する目薬を花粉が飛ぶ2週間ほど前から点眼し始めると症状が軽く済みます。

治療はどんな事をするのですか?

花粉症などのアレルギー性の病気はその方の体質と環境とが合わないために起こるもので、薬などで簡単に治るものではありません。目薬を使って花粉症による腫れを抑えたり、アレルギー反応が起こりにくくしたりします。

目薬をしても痒みが止まりません.

アレルギーを起こしにくくする目薬はこれから痒くなるのを予防するのが主な働きです。ですから目薬をしてもすぐに効果が出ない場合もあります。目薬を続ける事で痒くなりにくい状態になっていきますので、しばらく目薬を続けるのが良いです。
痒みの強さはその時の花粉の量とその方のアレルギーの起こりやすさと薬の効果で決まります。花粉の量が多かったり、アレルギーを起こしやすい方の場合は薬でなかなか痒みを抑えられない場合もあります。薬の種類を変えたり、薬を追加したりする場合があります。

痒い時に目薬の回数を増やしても良いですか?

目薬にも普通の飲む薬と同じように1日に使う回数が決められています。これは効果があって副作用が起きにくい回数と言うことです。ですから目薬の回数を増やせば増やすほど良く効くと言う事ではありません。目薬の回数が多すぎると効果が変わらないばかりでなく副作用が起こりやすくなります。

痒みがなくなったので目薬をやめても良いですか?

花粉症で使う目薬はアレルギー反応を起こしにくくするものと、アレルギーによる炎症を抑えるものがあります。アレルギーを起こしにくくする目薬は今起こっている痒みを無くす働きと、次にアレルギーを起こすのを予防する働きがあります。目薬を使って痒みがなくなっても、目薬をやめるとまた痒くなる場合があります。花粉が飛んでいる時期は痒みがなくても目薬を続けるのが良いでしょう。

目薬の副作用はありますか?

アレルギーを起こしにくくする抗アレルギー薬と腫れを抑える消炎薬を使います。抗アレルギー薬の副作用はしみる、異物感、充血などがあります。妊娠中の方は胎児に奇形のみられる可能性がありますので注意が必要です。
消炎薬の一種でステロイド薬と呼ばれる薬を使う事がありますが、この薬は腫れを引かせる力が強いのですがその分、副作用も緑内障や感染症など重症なものとなる場合があります。ステロイド薬は使うと症状が軽くなるため長く使い続ける方がありますが、副作用も心配ですので定期検査が必要です。

春過ぎになってもまだ痒みが続いています.

花粉症の原因となっている花粉は杉ばかりではありません。春から夏にかけてはイネ科の植物(カモガヤ、オオアワガエリ、スズメノテッポウ、ホソムギ、ハルガヤ、スズメノカタビラなどの雑草類)の花粉症があります。北海道,東北,北陸などではかなり多くみられるようです。また、スギ花粉症の方の50%にこのイネ科の花粉症がみられるようです。

       
     
           

古川中央眼科      

     

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