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近視の発症と進行抑制についての 最近の知見

近年、世界的に近視人口が増加しており、特にアジアで増加していると言われています。日本では1950〜60年頃からの増加が著しく、これは屋外活動(外で遊ぶ)時間が減少した時期と一致しているのではないかという説があります。
現在、特に小児期、成長期における近視発症や進行の抑制が重要視され世界で研究が行われています。
 多くの研究者が近視急増の要因として注目しているのが、屋外で遊ぶ時間の影響です。屋外活動による近視抑制効果はすでに認められており1日に2時間以上の屋外活動をすることで近視の発症や進行が抑えられると考えられています。
 近視の治療や進行抑制については有効性、安全性ともに確立しているものは極めて少ないのですが、特定の目薬やコンタクトレンズを使った治療法などが海外で報告され、国内でも臨床試験などが行われているところです。

近視の発症と進行抑制についての 最近の知見

近年、世界的に近視人口が増加しており、特にアジアで増加していると言われています。日本では1950〜60年頃からの増加が著しく、これは屋外活動(外で遊ぶ)時間が減少した時期と一致しているのではないかという説があります。
現在、特に小児期、成長期における近視発症や進行の抑制が重要視され世界で研究が行われています。
 多くの研究者が近視急増の要因として注目しているのが、屋外で遊ぶ時間の影響です。屋外活動による近視抑制効果はすでに認められており1日に2時間以上の屋外活動をすることで近視の発症や進行が抑えられると考えられています。
 近視の治療や進行抑制については有効性、安全性ともに確立しているものは極めて少ないのですが、特定の目薬やコンタクトレンズを使った治療法などが海外で報告され、国内でも臨床試験などが行われているところです。

アトロピン点眼

1%アトロピン点眼は近視進行を抑制する効果があることがわかっていますが、散瞳効果があるため、強い眩しさが出ることや、手元にピントを合わせられず見えにくくなるという副作用があり、長期に使用することができませんでした。また点眼中止後のリバウンドも報告されており、現在は希釈したアトロピン点眼を使用して副作用を少なくし効果を出す方法や使用開始時期や使用期間などが研究されています。(海外では実際に低濃度アトロピン点眼を使用しているところもあります。日本では保険適用になっていません)

オルソケラトロジー

特殊なコンタクトレンズを夜間睡眠中に装着する方法です。コンタクトレンズを睡眠中に装用するので、適切な管理を怠ると角膜感染症など重い合併症を起こす危険があります。これは自由診療で、保険がききません。(当院では行なっておりません)                      

                                         

      オルソケラトロジー用のハードコンタクトレンズ
                 (シードコンタクト提供)

上記2つは近視進行抑制効果があると言われていますが、進行を止めることができるわけではありません。
上記以外には累進焦点眼鏡、多焦点コンタクトレンズもいくらかの進行抑制効果があるらしいと言われていますが、有効性を裏付ける十分な結果はでていません。
 近視進行と抑制のメカニズムは複雑でわかっていないことが多く、現在研究が進められているところです

アトロピン点眼

1%アトロピン点眼は近視進行を抑制する効果があることがわかっていますが、散瞳効果があるため、強い眩しさが出ることや、手元にピントを合わせられず見えにくくなるという副作用があり、長期に使用することができませんでした。また点眼中止後のリバウンドも報告されており、現在は希釈したアトロピン点眼を使用して副作用を少なくし効果を出す方法や使用開始時期や使用期間などが研究されています。(海外では実際に低濃度アトロピン点眼を使用しているところもあります。日本では保険適用になっていません)

オルソケラトロジー

特殊なコンタクトレンズを夜間睡眠中に装着する方法です。コンタクトレンズを睡眠中に装用するので、適切な管理を怠ると角膜感染症など重い合併症を起こす危険があります。これは自由診療で、保険がききません。(当院では行なっておりません)                      

                                         

      オルソケラトロジー用のハードコンタクトレンズ
                 (シードコンタクト提供)

上記2つは近視進行抑制効果があると言われていますが、進行を止めることができるわけではありません。
上記以外には累進焦点眼鏡、多焦点コンタクトレンズもいくらかの進行抑制効果があるらしいと言われていますが、有効性を裏付ける十分な結果はでていません。
 近視進行と抑制のメカニズムは複雑でわかっていないことが多く、現在研究が進められているところです

       
     
           

古川中央眼科      

     

〒989-6163
宮城県大崎市古川台町4-36

     

TEL:0229-22-6111

     

コンタクト室:

0229-22-5963

月曜〜土曜:


午前 8:15~12:00
午後 14:00〜16:30


休診:

木曜・日曜・祝日

     
     
       
         
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