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気になる眼の病気と症状:28

老視(老眼)と近用眼鏡

老視とは目がピントをあわせるための力(調節力)が加齢のために弱くなることです。

若い人は調節力が強いので、遠くから近くまでの長い範囲にピントをあわせることができますが、調節力が低下するとはっきりと物が見える範囲が狭くなります。

 

調節力は年齢と共に徐々に低下しますが、それによる症状を自覚しはじめるのは40歳くらいからです。老視の初期の症状は「近くの細かいものを見た後に、遠くのものに視線を移すと、すぐにピントが合わず、はっきり見えるまでに時間がかかる」、「手元の細かいものを長時間見ているとだんだんぼやけてくる、疲れがひどい」などです。

「近視の人は老視にならない」と聞いたことがある人がいるかもしれませんが、これは間違いです。近視の目は近くにピントがあう状態なので、眼鏡をかけない状態だと近くは楽に見えることが多いので、「近くは(裸眼で)見えるから私は老眼ではない」と思われるかもしれません。しかしこの場合も、近視用のメガネをかけて遠くの方が見るようにしたままでは、近くにピントが合わずに見えにくいということになりますから、老視なのです。

気になる眼の病気と症状:28

老視(老眼)と近用眼鏡

老視とは目がピントをあわせるための力(調節力)が加齢のために弱くなることです。

若い人は調節力が強いので、遠くから近くまでの長い範囲にピントをあわせることができますが、調節力が低下するとはっきりと物が見える範囲が狭くなります。

 

調節力は年齢と共に徐々に低下しますが、それによる症状を自覚しはじめるのは40歳くらいからです。老視の初期の症状は「近くの細かいものを見た後に、遠くのものに視線を移すと、すぐにピントが合わず、はっきり見えるまでに時間がかかる」、「手元の細かいものを長時間見ているとだんだんぼやけてくる、疲れがひどい」などです。

「近視の人は老視にならない」と聞いたことがある人がいるかもしれませんが、これは間違いです。近視の目は近くにピントがあう状態なので、眼鏡をかけない状態だと近くは楽に見えることが多いので、「近くは(裸眼で)見えるから私は老眼ではない」と思われるかもしれません。しかしこの場合も、近視用のメガネをかけて遠くの方が見るようにしたままでは、近くにピントが合わずに見えにくいということになりますから、老視なのです。

老視には近用眼鏡

老視の症状が出てきたら近用眼鏡(老眼鏡)が必要です。一般的に老眼鏡と言われるものに使うレンズには、近用単焦点のもの(近くだけにピントが合う)、遠近両用レンズ、中近両用レンズ、二重焦点レンズなど様々な種類があります。どのレンズにも長所短所があり、どれが適しているかは、使う人の目の使い方(どのようなものを見る時に使いたいか)や年齢で違います。人によっては見る物によって複数の眼鏡を使い分けた方が良い事もあります。

累進屈折力眼鏡

いわゆる「境目なしの遠近両用眼鏡」のことです。レンズの上方が遠方用、下方に行くに従って近方が見えるように1枚のレンズで度数が変化しているものです。1つの眼鏡で遠くも近くも見えるという特長があります。初期の老視の方にはお勧めの眼鏡で、私も40歳位から累進屈折力眼鏡を使っています。しかし視線の方向によって見え方が異なるので、足元を見た時にゆがみを感じることもあります。これはレンズの特性上ある程度はしかたないものなので、それに応じた使い方をし、あまり細かいことを気にせず見え方に慣れるようにするのが良いです。

適正な眼鏡の選択には

目の使い方(どのあたりをはっきり見たいのか)によって、使う眼鏡は違います。長時間デスクワークをする方には近くだけが見える眼鏡が良いのですが、この眼鏡をかけたままだと遠くの見え方はぼやけてしまうので、かけはずしが必要になります。またデスクワークといっても書き物をするのとパソコンを使うのでは目からの距離が違うので、適正な眼鏡をあわせるためには何センチくらい離して物を見ているのか作業中に測ってみることも大切です。

 

視力検査と眼鏡の度数をあわせるための検査は違います。

眼鏡の処方箋は眼科で装用テストをして発行しますので、ご希望の方はおっしゃってください。

老視には近用眼鏡

老視の症状が出てきたら近用眼鏡(老眼鏡)が必要です。一般的に老眼鏡と言われるものに使うレンズには、近用単焦点のもの(近くだけにピントが合う)、遠近両用レンズ、中近両用レンズ、二重焦点レンズなど様々な種類があります。どのレンズにも長所短所があり、どれが適しているかは、使う人の目の使い方(どのようなものを見る時に使いたいか)や年齢で違います。人によっては見る物によって複数の眼鏡を使い分けた方が良い事もあります。

累進屈折力眼鏡

いわゆる「境目なしの遠近両用眼鏡」のことです。レンズの上方が遠方用、下方に行くに従って近方が見えるように1枚のレンズで度数が変化しているものです。1つの眼鏡で遠くも近くも見えるという特長があります。初期の老視の方にはお勧めの眼鏡で、私も40歳位から累進屈折力眼鏡を使っています。しかし視線の方向によって見え方が異なるので、足元を見た時にゆがみを感じることもあります。これはレンズの特性上ある程度はしかたないものなので、それに応じた使い方をし、あまり細かいことを気にせず見え方に慣れるようにするのが良いです。

適正な眼鏡の選択には

目の使い方(どのあたりをはっきり見たいのか)によって、使う眼鏡は違います。長時間デスクワークをする方には近くだけが見える眼鏡が良いのですが、この眼鏡をかけたままだと遠くの見え方はぼやけてしまうので、かけはずしが必要になります。またデスクワークといっても書き物をするのとパソコンを使うのでは目からの距離が違うので、適正な眼鏡をあわせるためには何センチくらい離して物を見ているのか作業中に測ってみることも大切です。

 

視力検査と眼鏡の度数をあわせるための検査は違います。

眼鏡の処方箋は眼科で装用テストをして発行しますので、ご希望の方はおっしゃってください。

       
     
           

古川中央眼科      

     

〒989-6163
宮城県大崎市古川台町4-36

     

TEL:0229-22-6111

     

コンタクト室:

0229-22-5963

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午前 8:15~12:00
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