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眼鏡型拡大鏡

最近,よく見かけるようになった眼鏡型拡大鏡ですが.老眼鏡とどう違うのか,どのように使い分けすれば良いのか迷われる方もあると思います.今回は眼鏡型拡大鏡についての話です.

眼鏡型拡大鏡

最近,よく見かけるようになった眼鏡型拡大鏡ですが.老眼鏡とどう違うのか,どのように使い分けすれば良いのか迷われる方もあると思います.今回は眼鏡型拡大鏡についての話です.

老眼鏡と眼鏡型拡大鏡の違い

老眼鏡は自分から何cmの所にピントを合わせるかを目的としたもので,はっきりと見える距離を近くに移動させる道具です.一方,眼鏡型拡大鏡は,近くは見えるが小さすぎて見えにくいものを拡大して見える様にするものです.

 

老眼鏡と眼鏡型拡大鏡の見分け方

一般に老眼鏡と眼鏡型拡大鏡は同じ展示棚に並んでいることが多く,紛らわしいです.拡大鏡は「拡大鏡」と表示されていて,商品名は○○ルーペとなっていることが多いです.老眼鏡はリーディンググラスとかシニアグラスと表示されていることもあるようです.度数の表示は,拡大鏡は拡大率や倍率を表示していて,1.6倍のものが多い様ですが,1.8倍,2倍のものもあります.老眼鏡はレンズの屈折度数であるディオプトリー(D)で表示してあり,+1.0Dとか+2.5Dと表示してあります.他にも拡大鏡は「眼鏡の上からもかけられる」「両手が使える」「大きく見える」という表示がされていることが多いです.

 

眼鏡型拡大鏡の使い方

手に持つタイプの拡大鏡は,目と拡大鏡の距離,拡大鏡と見たいものとの距離を自由に調整でき,ピントを合わせ,好きな大きさで見ることが出来ますが,眼鏡型拡大鏡は目と拡大鏡の距離が決まっていますので,見たいものと拡大鏡までの距離も決まってしまいます.眼鏡型拡大鏡の多くは眼鏡の上から掛けることを想定しているため,目からの距離が普通の眼鏡よりも遠くなっています.普通の眼鏡は目からレンズの内側までの距離(頂間距離と言います)は12mmと決まっていますが,眼鏡型拡大鏡は決まりがありません.目から離せば離すほど拡大されて大きく見えますし,遠くにピントが合います.

眼鏡型拡大鏡が便利な場面

老眼になっていない方でも表面実装部品のはんだ付けや細かい刺繍をするときは眼鏡型拡大鏡が便利だと思います.老眼になっている方は老眼鏡で近くが見える状態にして,それでも見えにくいほど小さいものを見たいときに使うと良いと思います.他に,目の病気で視力が悪く,老眼鏡を掛けても新聞や本などが読めない場合に,老眼鏡の上から拡大鏡を掛けることで読めるようになる場合があります.

眼鏡型拡大鏡の注意事項

倍率はレンズの度数を表しているため,実際の倍率とは違います.大きくして見たい場合は拡大鏡を目から離して(鼻の頭に鼻当てを置くくらいに),顔を動かして見たいものがはっきり見える所まで近づいて見ます.老眼になっている人の場合は20cm位まで近づかないとはっきり見えない場合もあります.拡大鏡を目に近づけて装用する場合は見たいものを近づけないとピントが合いません.

おわりに

老眼鏡と紛らわしい眼鏡型拡大鏡ですが,近くのもので見えにくいものを見やすくする道具として便利な場面もあります.特徴を理解して使って頂きたいと思います。

老眼鏡と眼鏡型拡大鏡の違い

老眼鏡は自分から何cmの所にピントを合わせるかを目的としたもので,はっきりと見える距離を近くに移動させる道具です.一方,眼鏡型拡大鏡は,近くは見えるが小さすぎて見えにくいものを拡大して見える様にするものです.

 

老眼鏡と眼鏡型拡大鏡の見分け方

一般に老眼鏡と眼鏡型拡大鏡は同じ展示棚に並んでいることが多く,紛らわしいです.拡大鏡は「拡大鏡」と表示されていて,商品名は○○ルーペとなっていることが多いです.老眼鏡はリーディンググラスとかシニアグラスと表示されていることもあるようです.度数の表示は,拡大鏡は拡大率や倍率を表示していて,1.6倍のものが多い様ですが,1.8倍,2倍のものもあります.老眼鏡はレンズの屈折度数であるディオプトリー(D)で表示してあり,+1.0Dとか+2.5Dと表示してあります.他にも拡大鏡は「眼鏡の上からもかけられる」「両手が使える」「大きく見える」という表示がされていることが多いです.

 

眼鏡型拡大鏡の使い方

手に持つタイプの拡大鏡は,目と拡大鏡の距離,拡大鏡と見たいものとの距離を自由に調整でき,ピントを合わせ,好きな大きさで見ることが出来ますが,眼鏡型拡大鏡は目と拡大鏡の距離が決まっていますので,見たいものと拡大鏡までの距離も決まってしまいます.眼鏡型拡大鏡の多くは眼鏡の上から掛けることを想定しているため,目からの距離が普通の眼鏡よりも遠くなっています.普通の眼鏡は目からレンズの内側までの距離(頂間距離と言います)は12mmと決まっていますが,眼鏡型拡大鏡は決まりがありません.目から離せば離すほど拡大されて大きく見えますし,遠くにピントが合います.

眼鏡型拡大鏡が便利な場面

老眼になっていない方でも表面実装部品のはんだ付けや細かい刺繍をするときは眼鏡型拡大鏡が便利だと思います.老眼になっている方は老眼鏡で近くが見える状態にして,それでも見えにくいほど小さいものを見たいときに使うと良いと思います.他に,目の病気で視力が悪く,老眼鏡を掛けても新聞や本などが読めない場合に,老眼鏡の上から拡大鏡を掛けることで読めるようになる場合があります.

眼鏡型拡大鏡の注意事項

倍率はレンズの度数を表しているため,実際の倍率とは違います.大きくして見たい場合は拡大鏡を目から離して(鼻の頭に鼻当てを置くくらいに),顔を動かして見たいものがはっきり見える所まで近づいて見ます.老眼になっている人の場合は20cm位まで近づかないとはっきり見えない場合もあります.拡大鏡を目に近づけて装用する場合は見たいものを近づけないとピントが合いません.

おわりに

老眼鏡と紛らわしい眼鏡型拡大鏡ですが,近くのもので見えにくいものを見やすくする道具として便利な場面もあります.特徴を理解して使って頂きたいと思います。

       
     
           

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