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HOW TO SERIES:3

目に異物が入ったら

目に突然虫やほこりが入り、目が痛んだ経験は誰にでもあるもの。たいていは涙で流れて出てきますが、ときにはいつまでも異物感や痛みが治まらないこともあります。化学薬品などが入ると失明の危機を招くことも。目に異物が入った時の対処法を知っておきましょう。

HOW TO SERIES:3

目に異物が入ったら

目に突然虫やほこりが入り、目が痛んだ経験は誰にでもあるもの。たいていは涙で流れて出てきますが、ときにはいつまでも異物感や痛みが治まらないこともあります。化学薬品などが入ると失明の危機を招くことも。目に異物が入った時の対処法を知っておきましょう。

目に入った異物は涙とともに流れることがほとんど。  上まぶたの溝に入り込むこともある。

目に異物が入ったときには、目のどこに何がどのように入ったかによって、症状や対処法が異なります。結膜(白目の部分)に入りやすいのが、虫やほこり。痛みが強く、涙が流れますが、ほとんどの場合、まばたきを繰り返すうちに、異物が涙とともに流れ出します。

それでも、異物感や痛みが続く場合には、異物が上のまぶたの裏側に入り込んでいることがよくあります。そんなときは目をこすらないことが大事。まぶたを裏がえして異物が見えれば、清潔なガーゼや綿棒でそっとこすって取ります。ただ、上まぶたの裏側には溝があり、そこに異物が入った場合には、外からは見えず、自分では取れません。異物が見つからないときには、早めに眼科を受診すべきです。

鉄粉や化学薬品が入ったら、すぐに眼科へ

角膜(黒目の部分)にはほこりやゴミなどさまざまな物が入り、角膜上皮に刺さったり、くっついたりします。やはり多くは涙で流れ出るのですが、ときには異物によって角膜が傷つき、鋭く痛みます。角膜の中央から上の方にかけて異物があると、まばたきによって刺激されやすく、下の方にあるときよりも痛みが強いのが特徴です。洗面器に入れた水道水に顔をつけ、まばたきをしてみても取れないなら、できるだけ早く眼科へ。放っておくと結膜が充血し、痛みが強まります。

なお、最も注意が必要なのは鉄粉が入ったとき。鉄サビの色素が角膜などに付き、すぐに目が変色するため、鉄粉とサビを早く取り除く必要があります。職業柄、鉄を扱う人は気をつけたいものです。また、化学薬品が目に入った場合も、流水で洗浄して、すぐに眼科へ。角膜が傷つくだけでなく、薬品の種類によっては眼球の内部まで浸透します。

異物の種類や入り方によっては、最初は軽い異物感しかない場合もあります。異物感や充血、痛みがだんだんひどくなってきたときには、眼科でX線検査などを受けるべきです。ときには角膜だけでなく、虹彩や水晶体、硝子体を通り網膜にまで穴が開いているケースもあります。網膜まで異物が達している場合には失明の危険もあり、*硝子体手術で異物を取り除きます。

 

*硝子体手術

傷ついて濁った硝子体を切断しながら吸引し、かわりに液体を眼球に満たす手術。

目に入った異物は涙とともに流れることがほとんど。  上まぶたの溝に入り込むこともある。

目に異物が入ったときには、目のどこに何がどのように入ったかによって、症状や対処法が異なります。結膜(白目の部分)に入りやすいのが、虫やほこり。痛みが強く、涙が流れますが、ほとんどの場合、まばたきを繰り返すうちに、異物が涙とともに流れ出します。

それでも、異物感や痛みが続く場合には、異物が上のまぶたの裏側に入り込んでいることがよくあります。そんなときは目をこすらないことが大事。まぶたを裏がえして異物が見えれば、清潔なガーゼや綿棒でそっとこすって取ります。ただ、上まぶたの裏側には溝があり、そこに異物が入った場合には、外からは見えず、自分では取れません。異物が見つからないときには、早めに眼科を受診すべきです。

鉄粉や化学薬品が入ったら、すぐに眼科へ

角膜(黒目の部分)にはほこりやゴミなどさまざまな物が入り、角膜上皮に刺さったり、くっついたりします。やはり多くは涙で流れ出るのですが、ときには異物によって角膜が傷つき、鋭く痛みます。角膜の中央から上の方にかけて異物があると、まばたきによって刺激されやすく、下の方にあるときよりも痛みが強いのが特徴です。洗面器に入れた水道水に顔をつけ、まばたきをしてみても取れないなら、できるだけ早く眼科へ。放っておくと結膜が充血し、痛みが強まります。

なお、最も注意が必要なのは鉄粉が入ったとき。鉄サビの色素が角膜などに付き、すぐに目が変色するため、鉄粉とサビを早く取り除く必要があります。職業柄、鉄を扱う人は気をつけたいものです。また、化学薬品が目に入った場合も、流水で洗浄して、すぐに眼科へ。角膜が傷つくだけでなく、薬品の種類によっては眼球の内部まで浸透します。

異物の種類や入り方によっては、最初は軽い異物感しかない場合もあります。異物感や充血、痛みがだんだんひどくなってきたときには、眼科でX線検査などを受けるべきです。ときには角膜だけでなく、虹彩や水晶体、硝子体を通り網膜にまで穴が開いているケースもあります。網膜まで異物が達している場合には失明の危険もあり、*硝子体手術で異物を取り除きます。

 

*硝子体手術

傷ついて濁った硝子体を切断しながら吸引し、かわりに液体を眼球に満たす手術。

       
     
           

古川中央眼科      

     

〒989-6163
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TEL:0229-22-6111

     

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午前 8:15~12:00
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